西野詩織 × 篠原智之 ”omo-yai ”「少年の目と二日の月」

美術作家、陶作家の西野詩織と
創作家の篠原智之による共作「omo-yai」。

“ おもやい “とは九州の方言で「ひとつのものを分かち合う」という意味があります。
またアイルランド語のomo(私から)、スワヒリ語のyai(卵)を合わせて
「私からあなたへこの卵を分けっこ。暮らしの中であたため孵してください。」という意味も込められています。
特別な時間を分けっこすることで風景が産まれる創作物です。



omo-yai No'5「少年の目と二日の月」

二日の月の下、少年の目には何が映る?
西野さんの陶の植木鉢「少年の目」を
篠原の木と真鍮の自在鉤「二日の月」で浮かべました。

まるで無垢な少年のまなざしのようで、
その目が見てきたすべてのようで。
色とりどりの風景が陶で刻まれています。
新月と三日月の間。
ぼんやりと目を凝らしてもなかなか見えない月。
そんな月にぶらさがり少年は何を見るのでしょう。

木と真鍮の自在鉤は月を少し傾けることで長さの調整ができます。
月で浮かべた少年の目。
まるくつながるひとつひとつの風景を
ぐるっとご覧いただきたいです。


"森をわかつ"

草花と
幼い日の夢や記憶もまるごと一緒に浮かべ
誰かと小さな森を分かち合う時間。
少年の目は土入れできるよう底には水抜けの穴があいています。
自由な遊び心で植物と共にある暮らしをおたのしみください。

卉奏の小さな森にある草花(ドライ)と一緒にお届けします。


少年の目(陶):西野詩織
二日の月(木と真鍮);篠原智之


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西野詩織 / Shiori Nishino

美術作家、陶作家

大阪芸術大学工芸学科陶芸専攻 卒業

2003年大阪の現代美術ギャラリーFUKUGAN GALLERYで初個展以降、
陶芸において美術とクラフトの間の世界を探求し、陶作品を発表。
装身具制作からパフォーマンス、さまざまな作家とのコラボレーションまで。
詩的な表現で日常に寄り添い語りかける。

https://Instagram.com/shiori_nishino


篠原智之 / Tomoyuki Shinohara


創作家。

消えそうで産まれたてのような
日々の小さな奏でに耳を澄ませてモノやシャシンを創作しています。
金属や木や革を使ったモノヅクリ、空間の演出、写真など多岐に渡って活動。
卉奏のオーナー、涙の蒐集家でもある。


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西野詩織 × 篠原智之 - omo-yai - 「少年の目と二日の月」







素材

陶(鉢) … 西野詩織
木(月)、真鍮(自在鉤)… 篠原智之

サイズ

[少年の目]
高さ 約10cm
横 約11cm
幅 約11m
重さ 405g

[二日の月]
・月のサイズ
長さ 約22cm
幅 約3m

・自在鉤の調整幅
48〜68cm


1週間

<ご注意>
※S字フックをおつけしお届けします。
お好きな場所に設置していただけますが、釘などにひっかける場合は重量を想定したしっかりしたもの(石膏ボードにお取り付けの場合は石膏ボード用の釘をお使いください。)でお取り付けてください。




価格 55,000円(税5,000円)

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